西村龍介　作家略歴

大正 9年　2月8日、山口県小野田市に生まれる。本名、一男。
昭和15年　川崎小虎、矢沢弦月に師事し日本画で学ぶ、日本美術学校卒業と同時に出征。林武にデッサンの指導を受ける。
昭和20年　復員。戦後、ニ科展に出品を始める。
昭和31年　二科展で特待賞受賞。
昭和33年　二科展で金賞を受賞。
昭和35年　ニ科会会員となる。
昭和38年　二科会会員努力賞を得る。
昭和39年　渡欧を契機として“古城シリーズ”に着手。以後毎年ヨー ロッパに渡り、パリを拠点としてフランスを中心に各地を 巡って、森と水に囲まれた古城を描き続けている。
昭和43年　第５３回展で「古城」が東郷青児賞受賞。
昭和44年　「遥かなる聖堂」が会員努力賞受賞。
昭和46年　内閣総理大臣賞を受賞。ニ科会の中心作家の一人として活躍。
昭和47年　ニ科会委員となる。
昭和50年　ニ科会委員長を務める。
昭和53年　安田火災美術財団理事に就任する。
昭和58年　読売新聞社主催、＜森と城と水の詩情の世界－西村龍介＞ を東京松屋、大阪大丸、名古屋松坂屋において開催。
昭和63年　芸術選奨文部大臣賞を受賞。
平成17年　2月21日、85歳で逝去。